9月
12

伊勢湾台風

posted by 熱血ドライバー:中野 克彦

 近年、台風の日本への上陸が増加していることを耳にします。

週のはじめにも台風15号が首都圏を直撃して大きな被害をもたらしました。

被害にあわれた多くの方々にお見舞いを申し上げます。

さて台風が接近すると思い出すのが、子供のときに体験した「伊勢湾台風」の恐怖です。

激しい暴風雨の下、高潮による大規模な浸水が起こり、名古屋市や弥富町の死者・行方不明者が3,300名に達する大きな被害となりました。

自宅は少し高台だったので浸水被害は免れましたが、最大瞬間風速45.7m/sの暴風により、木製の門扉や塀が飛ばされ土壁には穴が開きました。

父親は風が家の中に吹き込まないように厚手の布団で穴を塞ぎ、そこに「重石」替わりに私を座らせました。

背中の後ろから怪獣が轟音とともにやってくる恐怖を味わいながら一晩過ごした記憶が鮮明に残っています。

話は変わりますが、現在でも気象台の担当者が「伊勢湾台風と同じくらい・・・・・」とよく話しています。

これは気象庁命名台風と言い、「伊勢湾台風」のように、よく知られている過去の災害を例にした表現は気象庁と各地の気象台が相談しながら使っているそうです。

気象庁予報課の担当者は「地元の人にイメージしてもらいやすい」と考えており、実際に最近の事例でも、名古屋市の避難所では事前情報を頼りに避難を決めた人もいたそうです。

逆に、過去の事例が無い場合は「経験したことがない」という表現を使うようにし、むやみに過去の災害を引き合いに使わないようにも気をつけているとのことです。

過去の災害で被害が少なかった地域の人にとっては「逆に安心材料になりかねない」ためで、「住んでいる地域の状況を見て、自ら安全かどうか判断することが大事」としているのです。

 気象災害には様々なものがあり、気象庁は気象災害を防止・軽減するために警報や防災気象情報を発表し注意や警戒を呼び掛けています。

警報や注意報、避難指示・避難勧告など大雨の際には多くの防災情報が発表されます。

しかし、複雑で分かりにくいため、2019年から大雨の際に発表される防災情報が5段階のレベルになりました。

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『自らの命は自らが守る』意識を持ち、自らの判断で避難行動をとる意識を持つことが重要

このことを今回のブログを書いていて感じました。

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